日本国内向け ウェビナー 「セカンダリ計算検証シリーズ」
下記スケジュールにて,弊社国内向けのウェビナーを開催します.今回は「セカンダリ計算検証シリーズ – 基礎から臨床実装までを体系的に考える –」と題しまして,4月,5月と2回にわたり,弊社が取り扱っているDoseCHECKも含めた先生方に講演を予定しています.セカンダリ計算検証に興味をお持ちのみなさま,すでにDoseCHECKをご運用のみなさまも是非ご参加ください.
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2026年4月22日 水曜
18:00 ~ 19:00 (日本時間)
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【4月ウェビナー】
線量計算アルゴリズムの原理から再考する独立検証の意義
駒澤大学 医療健康科学部 診療放射線技術科学科
藤田 幸男 先生
本ウェビナーでは、放射線治療における独立線量計算について、線量計算アルゴリズムの原理的側面からその意義を再考します。
講演ではまず始めに、線量計算の基盤となるビームモデルおよび計算アルゴリズムの物理的原理を復習し、計算精度の決定要因を整理します。次に、放射線治療計画装置で標準的に用いられる手法と、独立検証ソフトに採用されているアルゴリズムを比較し、両者の計算ロジックの差異が検証結果に及ぼす影響を検討します。さらに、特定の検証ソフトウェアに焦点を当て、その計算特性や臨床における有用性について、最新の論文知見に基づき解説します。
線量計算アルゴリズムの特性を深く理解することで、単なる「一致・不一致」の判定を超え、物理的根拠に基づいた独立検証のあり方と、今後の運用における課題について考察します。 |
2026年5月27日 水曜
18:00 ~ 19:00 (日本時間) |
【5月ウェビナー】
計算ベース患者QA導入のための知識整理
― AAPM TG-219 臨床実装におけるポイント ー
滋賀県立総合病院 放射線治療科 臨床研究センター
小野 智博 先生
高精度放射線治療である強度変調放射線治療(IMRT/VMAT)において、照射プランに対する患者QAの実施は極めて重要なプロセスです。1990年代にIMRTが登場して以降、患者QAの手法は時代とともに変遷してきました。2026年現在、本邦における患者QAは、実測に基づく手法(AAPM TG218)を中心に運用されています。
一方、国外に目を向けると、machine QAプログラムやデータ転送手段の高度化・体系化を背景に、AAPM TG219が提唱する計算ベースの患者QA手法が注目されています。Sun Nuclear社のDoseCHECKに代表されるように、治療計画の独立計算を可能とするソフトウェアが市販され、導入施設も増加しています。さらに、近年の業務効率化への関心の高まりや、即時適応放射線治療の臨床展開に伴い、本邦においても計算ベース患者QAへの需要は高まりつつあります。
本ウェビナーでは、患者QAの歴史的変遷を概観するとともに、実測ベースと計算ベースの患者QAの相違点およびそれぞれの役割を整理します。また、計算ベース患者QAを臨床実装する際に評価すべきポイントを提示し、その意義と課題について考えます。 |